中野 恵利・作家 /
1995年6月 ライターとして活動する日々の中、日本に日本酒のバーがないことに
気づき、『Japanese Refined Sake Bar 杜氏屋』設立。
製造本数の限られたレアな地酒のみを扱い、メニューは
一切おかず、ゲストから口頭で伝えられる各々の好みをその日の
ストックからチョイスするという独自のスタイルを確立。
「ワインに遜色ない日本酒」を広くアピールすることに成功。
取扱い銘柄は全て試飲したもの、故に酒質説明が可能という部分が
評価を得て、オープン後間もなく、『日本初の日本酒バー』として、
新聞、雑誌、TVなど、数々のメディアから取材を受ける。
2007年7月 自らの企画で、FM COCOLO Bay Side Winds に出演。
「カリスマバイヤー中野 恵利と三人の若手杜氏の座談会」として、日
本酒の素晴らしさをアピール。企画・構成、出演杜氏のセレクト、
自らも出演と、全てをこなした思いで深い企画となった。
2008年4月より現在に至って、リビングカルチャー倶楽部・ラジオ大阪カルチャーサロン・
よみうり文化センターなど、各地のカルチャーサロンにて日本酒講座「in My Life やさし
い日本酒」を開講。‘世界で1番わかりやすい日本酒講座’として人気のこの講座の受講者
は350人を超え、日本酒文化を伝える講師としては過去に類を見ない存在となっている。
新しいユーザーを獲得するため、イメージ戦略のアドバイザーとしても活躍。ラベルや
ネーミング等、日本酒のヴィジュアル改革にも取り組み、自ら命名、ラベルデザインを施し
た日本酒も数々。毎年の酒造オフシーズンには、日本酒イベントのプロデュースや、自店
に各地の若手杜氏を招き各蔵のフェアを催すなど、日本酒の普及と宣伝に余念がない。
また、写真家や音楽アーティスト、俳優との親交も深く、芸術・芸能への造詣も深い。
お酒と料理のマリアージュ的な嗜好回路の束縛を嫌い、常に『伝統に新風』『懐古と革新の
共存』をテーマに展開する独創的な『裏切りの美学』は、若手酒造家達の絶大な信頼と支
持を得ており、深い親交のある酒造家は200人を越える。
新聞・雑誌・ラジオなど、様々なメディア出演、各方面からの講演依頼・イベント出演依
頼、また、ライフワークである執筆や音楽アーティストからの作詞依頼に応えながらも、
人との繋がりを大切にできる時空間として杜氏屋に立ち続けるライフスタイルと、抜群の
ファッションセンスは絶大な支持を得ており、‘日本酒カリスマバイヤー’と呼ばれ、今や
その名は全国ネットとなっている。また、そのやわらかな文章表現から
‘ロマンティック女王’と異名をとる。